2018年4月9日月曜日

復元工事完了

塚原古墳公園内にある竪穴住居と高床式倉庫の工事は平成30年3月末に完了した。
作業は丸太組蔓紐縛りであり、非常に難渋した。

現在、見事に復元できたと感無量である。


2017年10月3日火曜日

弥生人がやってきた

熊本県城南町塚原の竪穴住居と高床倉庫の修理工事がひょんなことから舞い込んだ。
昨年(2016年4月14~16日)の熊本地震で被害を受けた竪穴住居・高床倉庫

住居屋根下地タルキが抜け落ち、南に傾斜。4本の掘立柱は北に傾く。
タルキと屋中伏木を結束していたクズカズラはほとんど折損。
高床倉庫は束柱部分で折損し、高床が直接地面に接地した。クズカズラも住居同様に切れていた。

この2棟を屋根の茅葺きを含めて4ヵ月で修理することになった。
現況そのままに修理しなければならない。

弥生人と良く打合せしながら進行・・・
現在、クズカズラ約2,300m程度、栗などの雑木丸太(補足分)約16本を確保。
いよいよ加工に入る。

今後は随時報告する所存であるが、
弥生人はのんびり気まぐれである。

九州北部豪雨

九州北部豪雨の大分県日田市に於ける
歴史的建造物並びに豆田伝建地区内特定物件の被災調査を開始する。
9月29日(金)、10月6日(金)、7日(土)、13日(金)
調査物件数:豆田町伝建保存地区 173件
      歴史的建造物    16件
調査員:大分県建築士会 調査研究委員会 延10名
    同士会日田支部 HM部会 延14名

キャッチフレーズは50年ぶりの大水害と言われているが、
豆田地区に於いては5年間で2回被災した。
この調査を今後の町づくりに役立てたいが・・・

文化財ドクター

熊本地震被災歴史的建造物復旧支援事業(文化財ドクター)が9月11日より事業開始となる。

建築士会九州ブロック会で行動する。

大分建築士会は以下の方々を推薦する。
(分解材業務2物件以上の経験者)

芳山・三ヶ尻・野村・日高・梶原・松岡の各氏。

要請がありました折にはよろしくお願いします。

2017年7月15日土曜日

ボランティア清掃

九州北部豪雨で床下浸水の被害を受けた国史跡「旧廣瀬淡窓旧宅及び墓」の隠宅に
7月14日、別府大学史学・文化財学科の生徒11名が勉強を兼ねて、清掃のボランティアに来てくれました。
30度を超える酷暑の中、タタミをあげ、下地板を外し、泥を掻きだし1日掛けて頑張ってくれてました。最後に床下に消石灰を撒き、綺麗に均してくれました。

暑い中、皆さんありがとうございました。

参加者氏名(敬称略)
別府大学 史学・文化財学科
3年  田口 裕介
    末光 博史
    清水 航平
    佐伯 孝央
4年  吉岡 拓哉
院1年 橋本 雅文
    髙木 慎太郎
    塩見 恭平
    竹永 昴平
院2年 大矢 健太郎
    中原 彰久

文化財研究所 研究員 玉川 剛司

別府大学 文学部長
地域連携推進センター長 教授 飯沼 賢司






2017年6月10日土曜日

見学会


6月9日16時より、大山町東大山の矢羽田秀男氏作業土場で
北九州門司区の皇産霊(みむすび)神社小屋組中旬仮組中であ見学会った
8名の参加があった。
基本的な骨組が良く解る状態である。
大山では加工して、門司では組立のみでの作業で近日中に現場へ運ばれる。
門司での見学会は垂木組み頃を考えている。

下記の2点に気付いてほしい。
設問1.小屋梁が登り梁となっている。登り梁同士の繋ぎ梁が(ハサミ梁)がない。なぜか?
設問2.母屋・棟木が小さめである。又、母屋間隔が少し広い。なぜか?






2017年3月17日金曜日

文化財ドクター派遣事業 終了

前回のブログに続き、2次調査を実施した。
その状況報告書を3月10日に書き上げ、一連の私の仕事はひと段落した。

この調査で感じたことは、南阿蘇村の水源池が枯れた。今後水田への配水が心配される。熊本も大分も地下活断層のある所は、建物の強度を上げても無力である事が良く解った。
大分では、別府亀川から明礬、湯布院にかけて「別府地溝南縁断層帯」が、九重では「崩平山・万年山地溝南縁断層帯」の影響を受けたようだ。

県下全域、南北の揺れである。
日田は断層が見られず、まあ、一安心なのだろうか?